重箱の隅から読む名場面
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重箱の隅から読む名場面
(新典社新書, 74)
新典社, 2018.1
- タイトル読み
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ジュウバコ ノ スミ カラ ヨム メイバメン
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注記
読書案内: p122-127
内容説明・目次
内容説明
作家達は重箱の隅にもおいしいご馳走を詰め込んでいた!向田邦子『思い出トランプ』に描かれた月、志賀直哉『暗夜行路』の助動詞の使い方、夏目漱石『道草』での会話の引用の仕方…。普段なら気にも留めずに読み飛ばしてしまうような些細な言葉をじっくり見て行くと、名場面を今までよりもっと深く味わえる。他にも芥川龍之介・司馬遼太郎・吉村昭など。重箱の隅をつつく読み方の奨め。
目次
- 大根の月—向田邦子『思い出トランプ』より(昼の月;旧暦と月 ほか)
- 淋しい気がされた—志賀直哉『暗夜行路』より(淋しい気がされた;思いうかべられた ほか)
- 男の癖に…—夏目漱石『道草』より(会話の引用;男の癖に… ほか)
- 私・僕・己—芥川龍之介『猿』より(語り手の呼び方;「私」と「僕」 ほか)
「BOOKデータベース」 より