ワイセツ論の政治学 : 走れ、エロス!
著者
書誌事項
ワイセツ論の政治学 : 走れ、エロス!
森話社, 2017.12
増補改訂版
- タイトル別名
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走れ、エロス!
ワイセツ論の政治学 : 走れエロス
- タイトル読み
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ワイセツロン ノ セイジガク : ハシレ エロス
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注記
「走れ、エロス!」 (筑摩書房, 1994年刊) を増補改訂したもの
内容説明・目次
内容説明
猥褻か?芸術か?どころの騒ぎじゃない!!チャタレイ夫人、悪徳の栄え、愛のコリーダ…、昭和の先人たちが挑んだ芸術論としての猥褻論争も今は昔。ネット社会化により混迷するワイセツ規制は、いまや「ブツ」から人々の「思考」そのものへと、その権域の拡大を試みる。海外配信から、準児童ポルノ、非実在青少年、JKリフレまで…。「ヘア」解禁が話題となっていた1994年に刊行された旧版を、大幅な加筆と註釈によりメタ的にリノベーション。弁護士であり名画座館主でもある著者が、豊富な判例をもとに実証的に描き出す。もはや現代は「見えた」か「見えない」かではない、「見られて」いるのだ!!
目次
- 1 1994(発情するメディア—テクノロジーが駆動する欲望;まだ死ねずにいる猥褻裁判のために—チャタレイ夫人/サド/愛のコリーダ;越境の規則—税関という名の超絶理論体系;自主規制の政治学—映倫の存在理由;エンド・オブ・ザ・ロード—「有害」図書指定とは何であったのか;リベラリズムを超えて—フェミニズム・ポルノ批判異論;幕間 メディア・セックスの彼方に—エピローグ“1994”)
- 2 2017(「フリー経済」の果てに—ビデ倫摘発/海外配信;エロい芸術—エロと権力の付き合い方;エロと権力、ふたたび—準児童ポルノ/非実在青少年)
「BOOKデータベース」 より