僕らが愛した手塚治虫
著者
書誌事項
僕らが愛した手塚治虫
(小学館文庫, [に1-1],
小学館, 2016-2017
- 1
- 2
- 3
- タイトル読み
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ボクラ ガ アイシタ テズカ オサム
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注記
2006, 2008, 2012年刊の再構成、加筆改稿して文庫化したもの
叢書番号はジャケットによる
内容説明・目次
- 巻冊次
-
1 ISBN 9784094063561
内容説明
漫画の神様・手塚治虫の足跡を追ううちに、長じてミステリー作家となった著者が、溢れ出る手塚への愛と造詣を綴った自伝的探究記。今も続く連載をまとめた単行本の、文庫化第一弾。一九七〇年代前半までを扱っています。全集未収録の原画をカラーで、カットを本書内に掲載。
目次
- 最初に読んだ漫画
- 月刊誌“少年”のこと
- 最初に買ってもらった漫画
- メンコになった『鉄腕アトム』
- 虫プロのテレビ漫画
- 虫プロ作品の快進撃
- 『W3』事件のこと
- 特撮ドラマの『マグマ大使』
- その他のテレビ漫画
- 小学館の学年誌と手塚治虫〔ほか〕
- 巻冊次
-
2 ISBN 9784094063820
内容説明
漫画の神様・手塚治虫の足跡を追ううちに長じてミステリ作家となった著者が、溢れ出る手塚への愛と造詣をつづった自伝的探究記の文庫化第二弾。編集魔として知られる手塚の描き変えの変遷、連載を刊行する際にカットされたシーンなどをたどりながら、作品に秘められた著者の思いに肉薄している。この巻では、虫プロ誕生から“COM”創刊、劇画の台頭、手塚の青年劇画誌への進出、虫プロの倒産危機など、一九七〇年頃から数年間の疾風怒涛の時代を扱っている。全集未収録図版を多数収録。カラー口絵にも全集未収録作品を掲載した。
目次
- 二冊の豪華版『手塚治虫集』
- 手塚治虫の名作文学マンガ
- ハレンチ・マンガと手塚治虫
- マンガ家入門
- 手塚治虫と絵物語
- 松本市の古本屋
- “ビッグコミック”を読む
- 手塚治虫の青年向けマンガ
- 虫プロ商事から出た単行本
- 新『ライオンブックス』シリーズ〔ほか〕
- 巻冊次
-
3 ISBN 9784094064216
内容説明
手塚漫画への愛と造詣を綴ったミステリ作家の長編エッセイシリーズ。少年期からの手塚体験を、最近の研究成果も交え編年ごとに描く文庫化第三弾!今回は、『ブラック・ジャック』『三つ目がとおる』で不死鳥のように少年漫画誌に復活し、『ブッダ』『奇子』など青年向け作品でも脚光を浴びる時期を活写。当初は連載数回で終了するはずだった『ブラック・ジャック』、連載時と単行本で結末がまったく異なる『奇子』など興味深いエピソードが満載です。カラー口絵とともに、描き替えられた貴重な全集未収録場面を文中に惜しげもなく掲載した、漫画ファン感涙の一冊です。
目次
- 筑摩書房の“少年漫画劇場”
- テレビ・マンガ『海のトリトン』
- 『青いトリトン』のこと
- 『ブッダ』のこと
- 一九七二年頃のマンガ界
- ベイリーの惨劇
- 変わった本、珍しい作品の紹介
- “手塚賞”と“愛読者賞”のこと
- 旧“手塚治虫ファンクラブ”のこと
- 手塚治虫、復活の兆し
- 『ジャングル大帝』の復刻
- 『ジャングル大帝』の歴史
- 手塚マニア“スミレさん”
- 『ばるぼら』のことなど
- 『ブラック・ジャック』の連載
- マンガ家生活三十周年記念
- “手塚治虫30年史”のこと
- 貸本屋へ行ったこと
- 大都社のハードコミックス
- 『三つ目がとおる』のこと
「BOOKデータベース」 より