新説『古事記』『日本書紀』でわかった大和統一

書誌事項

新説『古事記』『日本書紀』でわかった大和統一

家村和幸著

(宝島社新書, 486)

宝島社, 2018.1

タイトル別名

新説古事記日本書紀でわかった大和統一

タイトル読み

シンセツ コジキ ニホン ショキ デ ワカッタ ヤマト トウイツ

大学図書館所蔵 件 / 9

この図書・雑誌をさがす

注記

参考文献: p318-319

内容説明・目次

内容説明

神武東征にはじまる『古事記』と『日本書紀』の歴史記述には、世界最古の土器・鉄器文明「縄文文明」という基盤の上に、国家による統制で水田稲作中心の豊かな農耕社会「弥生文化圏」が西から東へ拡大していく古代日本の姿が描かれている。しかし、両書には記述が大きく異なっていたり、重要な史実が書かれていないなど、謎の部分も多い。そこで、本書では『古事記』と『日本書紀』の内容を重ね合わせ、さらに『記紀』より古い文献や漢土・朝鮮半島の史書も引用しながら、歴代天皇による大和統一の姿をリアルに再現していくことで、隠されてきた「日本古代史の真実」を明らかにする。

目次

  • 第1章 神武天皇—孫子が理想とした「覇王の兵」
  • 第2章 有史八代—血縁ネットワーク拡大と徐福の集団移民
  • 第3章 崇神天皇—蝦夷を撃退して四道将軍を派遣
  • 第4章 垂仁天皇—朝鮮半島からの来訪者
  • 第5章 景行天皇—後漢の属国「奴国」と「面土国」を滅ぼす
  • 第6章 仲哀天皇—神功皇后vs卑弥呼‐孫子を学んだ女将軍の戦い
  • 第7章 息長帯媛天皇—三韓が服属した日本で最初の女帝
  • 第8章 応神天皇—自ら軍神となられた天皇
  • 第9章 仁徳天皇—外戚氏族・葛城氏の跳梁跋扈
  • 第10章 血史四代—あいつぐ身内争い、暗殺と疾病
  • 第11章 雄略天皇—命がけで日本と皇統を立て直す

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ