いまよみがえる戦後詩の先駆者たち
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いまよみがえる戦後詩の先駆者たち
七月堂, 2018.1
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イマ ヨミガエル センゴシ ノ センクシャタチ
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主な引用参考文献: p176
Description and Table of Contents
Description
戦後初の本格的同人詩誌と目される北九州の「鵬/FOU」、それに続く関東の「新詩派」「純粋詩」、初の総合詩誌「近代詩苑」、そして敗戦を跨いで発行された執念の詩誌「麦通信」。本書の標的は現代詩の「いま」である。その母胎をなす戦後始動期の200名に迫る詩人たちの詩魂に真向かう。
Table of Contents
- おおとりは焼け野原の空に羽ばたいた—「鵬」創刊号
- 戦時詩への避けがたい批判と自省—「鵬」第二号から第六号、改名「FOU」第七号から第一〇号
- 詩人は人間における前衛である—「FOU」第一一号から第一七終刊号
- 北九州に足跡を標した詩人たち—「鵬/FOU」同人の出自と横顔
- 焦土を割って芽吹いた関東の同人誌—「新詩派」創刊から第三集
- さきがける鳥は傷を負って飛ぶ—「新詩派」通巻第四集から終刊第八集
- 不眠の蒼ざめたvieの犬が—「手紙 一九四六年早春」を巡る詩人の交歓
- 詩は物語る絵画か—「純粋詩」創刊号から通巻第一〇号
- 席巻する「荒地」の詩人たち—「純粋詩」通巻第一一号から第一六号
- 座を空ける「荒地」と左傾する本流—「純粋詩」通巻第一七号から第二七終刊号
- 超インフレに翻弄された戦後初の総合誌誌—「近代詩苑」全三冊
- 地べたにでも書く・書かせる—戦時と戦後をつなぐ小詩誌「麦通信」八冊
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