帰一協会の挑戦と渋沢栄一 : グローバル時代の「普遍」をめざして
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書誌事項
帰一協会の挑戦と渋沢栄一 : グローバル時代の「普遍」をめざして
(渋沢栄一と「フィランソロピー」 / 見城悌治, 飯森明子, 井上潤責任編集, 2)
ミネルヴァ書房, 2018.2
- タイトル別名
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帰一協会の挑戦と渋沢栄一 : グローバル時代の普遍をめざして
- タイトル読み
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キイツ キョウカイ ノ チョウセン ト シブサワ エイイチ : グローバル ジダイ ノ「フヘン」オ メザシテ
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注記
付録: 帰一協会関係資料: p[239]-256
参考文献あり
内容説明・目次
内容説明
本書では、渋沢栄一、成瀬仁蔵、姉崎正治などの経済人、知識人が集い、結成した帰一協会について取り上げる。第一次世界大戦前後における日本国内、さらには国際社会における人々の相互理解と協力を意図して結成され、欧米でも賛同者がでたが、理想と現実の乖離から次第に停滞していく。帰一協会に集った知識人たちは、同時代の何に挑戦しようとしていたのか。協会の活動の広がり、会員たちの思想の多面性を解き明かす。
目次
- 帰一協会とは何か
- 第1部 近代日本における「宗教」/「道徳」と帰一協会(宗教は一に帰すか—帰一協会の挑戦とその意義;宗教統一論と国民道徳—三教会同から帰一協会へ;浮田和民の帰一理想—帰一協会との関わりについて;漢学から見た帰一協会—服部宇之吉の「儒教倫理」と日露戦後の国民道徳涵養;「精神界」の統一をめざして—渋沢栄一の挑戦)
- 第2部 グローバル化のなかの帰一協会(澤柳政太郎のアジア主義—帰一協会講演録を中心に;成瀬仁蔵の帰一思想—その形成過程および米国への発信;初期帰一協会の国際交流活動と宗教的自由主義—成瀬仁蔵・姉崎正治の活動と米国ユニテリアンを中心に;「一等国」をめざす有識者グループの努力と限界—デューイから見た大正日本と帰一協会の人々;「帰一」というグローバル化と「信仰問題」—姉崎正治を中心に)
「BOOKデータベース」 より