原告小松みよ : イタイイタイ病との闘い : 提訴そして、公害病認定から五〇年
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書誌事項
原告小松みよ : イタイイタイ病との闘い : 提訴そして、公害病認定から五〇年
能登印刷出版部, 2018.1
- タイトル別名
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イタイイタイ病との闘い原告小松みよ : 提訴そして、公害病認定から五〇年
- タイトル読み
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ゲンコク コマツ ミヨ : イタイイタイビョウ トノ タタカイ : テイソ ソシテ コウガイビョウ ニンテイ カラ 50ネン
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注記
足尾銅山・神岡鉱山公害問題年表: p20-21
引用文献・参考文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
一九六八(昭和四三)年三月九日、提訴、原告は小松みよら患者九人と遺族一九人。そしてこの提訴から二ヵ月後の五月八日、国はイタイイタイ病を初の公害病と認定した。あの日から五〇年になる。今年、二〇一八(平成三〇)年は日本の近代化が始まってから一五〇年の節目の年になる。富国強兵、殖産興業の国策の下に突き進んだ戦前の日本、そして戦後もまた高度経済成長を時代の旗印とした。その歴史の影にあったイタイイタイ病という公害を通して日本の近代とは何であったのかを考えてみたいというのが本書の出発点である。
目次
- 第1章 鉱毒—それは近代の始まりだった
- 第2章 下流に命あり—神通川と小松みよ
- 第3章 発病—小松みよと家族に起きたこと
- 第4章 イタイイタイ病—明らかになった人間被害
- 第5章 放置—イタイイタイ病の荒野
- 第6章 提訴—原告への道
- 第7章 判決—初の被害住民勝訴
- 第8章 まき返し—グロテスクな公害の構造
- 第9章 公害と近代化一五〇年
「BOOKデータベース」 より