三論宗の基礎的研究
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三論宗の基礎的研究
大蔵出版, 2018.1
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サンロンシュウ ノ キソテキ ケンキュウ
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内容説明・目次
内容説明
漢字文化圏における中観仏教の展開!中国では隋代に嘉祥大師吉蔵によって最盛期を迎え、日本には飛鳥時代に伝来し、法相宗と並んで奈良・南都六宗の一翼を担った三論宗。その後も日本の仏教思想の基盤を支え続けた教学を、法会記録に見る学僧たちの動態分析や、著者発見のものを含む文献の整理・復元等を通して、多角的に考察・解明。
目次
- 序説—三論学派と三論宗
- 第1部 日本三論宗に関する研究(日本への三論宗の伝来と受容;興福寺維摩会と諸宗;智光の撰述書について;安澄の引用する諸注釈書の研究)
- 第2部 三論宗の文献研究(慧均『大乗四論玄義記』の研究;『弥勒経遊意』の疑問点;『大品遊意』考;『大乗玄論』成立の諸問題)
- 第3部 大須文庫所蔵の三論宗文献(均僧正『弥勒上下経遊意十重』;香山宗『大乗三論師資伝』;実敏『二諦義私記』;観理『方言義私記』)
「BOOKデータベース」 より