形式論理学と超越論的論理学
著者
書誌事項
形式論理学と超越論的論理学
みすず書房, 2017.12
- : 新装版
- タイトル別名
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Formale und transzendentale Logik : Versuch einer Kritik der logischen Vernunft
- タイトル読み
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ケイシキ ロンリガク ト チョウエツロンテキ ロンリガク
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注記
「Formale und transzendentale Logik : Versuch einer Kritik der logischen Vernunft (Jahrbuch für Philosophie und phänomenologische Forschung, Bd. X)」(1929)の翻訳
底本: Husserliana Band XVII (Martinus Nijhoff, 1974)
内容説明・目次
内容説明
認識批判的に学問の基礎づけを行なおうとするフッサールにとって、重大な問題は、論理学の根本法則をいかに現象学的に基礎づけるかということであった。『イデーン』以後、1920年代の講義『受動的総合の分析』をへて、1931年『デカルト的省察』にはじまる後期フッサールに至る過程に書かれた本書は、中期フッサールの代表作であり、『論理学研究』から『危機』書へと進んだフッサールの研究者としての長年の歩みを考えるとき、きわめて重要な書である。
目次
- 第1篇 客観的な形式論理学の諸構造と範囲(形式論理学の伝統から形式論理学の完全な理念への道程(命題論的分析論としての形式論理学;形式的命題論と形式数学 ほか);形式的命題論および形式的存在論としての、形式論理学の二面性についての現象学的解明(諸対象についての見方と諸判断についての見方;意味論としての命題論と真理の論理学 ほか))
- 第2篇 形式論理学から超越論的論理学へ(論理学の心理学主義と論理学の超越論的基礎づけ;超越論的‐論理学的な問題設定の最後の諸疑問、基本概念の諸問題 ほか)
- 付論(統語法の諸形式と統語法の各素材。主要な諸形式と主要な各素材;判断の現象学的構成について。根源的‐能動的な判断作用と、その二次的な諸変様 ほか)
「BOOKデータベース」 より