東京大学が文京区になかったら : 「文化のまち」はいかに生まれたか
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書誌事項
東京大学が文京区になかったら : 「文化のまち」はいかに生まれたか
NTT出版, 2018.1
- タイトル別名
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東京大学が文京区になかったら : 文化のまちはいかに生まれたか
- タイトル読み
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トウキョウ ダイガク ガ ブンキョウク ニ ナカッタラ : 「ブンカ ノ マチ」 ワ イカニ ウマレタカ
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注記
企画監修・対談・執筆: 伊藤毅
対談: 樺山紘一
執筆者: 初田香成, 高橋元貴, 森朋久, 松山恵, 赤松和寿江, 勝田俊輔
執筆者「高橋」の「高」は「梯子高 (はしごだか) 」の置き換え
参考文献あり
内容説明・目次
内容説明
東京23区の中心近くにある文京区。いまや全国きっての文教地区として知られるこのまちは、いかにつくられたのか。江戸時代には武家地だったこの地域が変わったのは、たまたま「東京大学」が設立されたからではないか?—この仮説を、文京区生まれの歴史家と、建築史の研究者が検証。さらに近郊農村との関係、出版印刷業の発展、東京ドーム付近にあった「砲兵工廠」など、「文京区のなりたち」を解明する。
目次
- 第1章 もし東京大学が文京区になかったら(さまざまな偶然で本郷が選ばれた;最初の学校集積地—一ツ橋通町周辺と湯島)
- 第2章 もし砲兵工廠が小石川になかったら(武器工場から野球場へ、そして…;砲兵工廠から後楽園スタヂアムへ(明治期を中心に);印刷製本業の発展と労働者住宅地(大正・昭和期を中心に))
- 第3章 近郊農村地帯としての小石川・本郷(野菜と肥料のエコシステム;台地に埋め込まれた穴—本郷・湯島の麹室と小石川・白山の地下抗;江戸近郊における蔬菜栽培;青物市場の成立;湯島・本郷・小石川への食糧・食材の供給)
- 第4章 武家地の変遷と山の手住宅地の誕生(都市の中身がころっと変わった;江戸から東京への移行と桑茶令—白山における牧啓次郎の桑栽培;関口台地の崖と水—集積された近代庭園と邸宅;「空中都市」の形成と変容)
「BOOKデータベース」 より