Bibliographic Information

アイリーンはもういない

オテッサ・モシュフェグ著 ; 岩瀬徳子訳

早川書房, 2018.1

Other Title

Eileen

Title Transcription

アイリーン ワ モウ イナイ

Available at  / 11 libraries

Description and Table of Contents

Description

アイリーンは平凡で物静かな女に見えた。だが、内には激しい感情を抱え、自分だけのルールに従って生きていた。酒浸りの父親を憎み、自分の女らしさも嫌悪した。ろくに食事をせず、母親が遺したサイズの合わない服を着た。シャワーは浴びず、体の汚れはできるかぎり我慢するのを好んだ。彼女が「監獄」と呼ぶ少年矯正施設で働くときは、ひとりで、同僚や少年たちの妄想を膨らませていた。単調につづく彼女の人生に転機は突然やってくる。魅力的な女性レベッカとともに、取り返しのつかないかたちで—強烈なまでに暗く屈折しつつ、たくましくもある等身大の女性を描き出すアメリカの新鋭のデビュー長篇。PEN/ヘミングウェイ賞受賞、ブッカー賞最終候補。

by "BOOK database"

Details

  • NCID
    BB2546637X
  • ISBN
    • 9784152097392
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Original Language Code
    eng
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    319p
  • Size
    20cm
  • Classification
Page Top