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上方落語史観

高島幸次著

140B, 2018.1

タイトル読み

カミガタ ラクゴ シカン

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注記

「高島」の「高」は「梯子高 (はしごだか) 」の置き換え

内容説明・目次

内容説明

上方落語は笑わせてなんぼ。ならばその中身はウソばかり?いやいや、幕末から明治初期にかけて創作された古典落語は、当時の歴史風土や人々の生活習慣が色濃く反映されている。つまり、歴史を学ぶための手がかりが溢れた「教科書」なのだ。昔の人たちの笑い声が聞こえてくる、リアルな大阪の歴史を紐解きます。

目次

  • 1 とにかく落語を聞いてみよう(初めて聴いても面白い—登場するネタ“初天神”“平林”;幾層にも仕込まれた笑い—登場するネタ“初天神”“野崎参り”“阿弥陀池” ほか)
  • 2 隔世の感を禁じえない(なにわなんでも「ナンニャバシ」—登場するネタ“遊山船”“船弁慶”“骨釣り”;変幻自在の尿瓶—登場するネタ“尿瓶の花活け”“宿屋仇”“三十石”“矢橋船”ほか ほか)
  • 3 事実は落語より奇なり(落語のなかの事実を詮索—登場するネタ“佐々木裁き”“はてなの茶碗”;武士、奉行、医師—登場するネタ“宿屋仇”“次の御用日”“夏の医者”ほか ほか)
  • 4 そのように考えましたか(空に憧れて—登場するネタ“鷺とり”“愛宕山”“天狗裁き”“天狗さし”;千と千尋とイモリの黒焼き—登場するネタ“イモリの黒焼き”“天神山”“親子茶屋”ほか ほか)

「BOOKデータベース」 より

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