井上馨と明治国家建設 : 「大大蔵省」の成立と展開
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井上馨と明治国家建設 : 「大大蔵省」の成立と展開
吉川弘文館, 2018.2
- タイトル別名
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井上馨と明治国家建設 : 大大蔵省の成立と展開
- タイトル読み
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イノウエ カオル ト メイジ コッカ ケンセツ : 「ダイ オオクラショウ」 ノ セイリツ ト テンカイ
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注記
あとがきに「本書は、平成二十六年(二〇一四)度に東北大学に提出した博士論文「「大大蔵省」の研究 : 井上馨と明治国家建設」を、井上馨を主題として大幅に書き改めたもの」とあり
索引: 巻末p1-17
内容説明・目次
内容説明
明治四年の廃藩置県後、井上馨は財政官庁の大蔵省に地方行政などの民政権を掌握していた民部省を併合。強大かつ広範な権限を持つ「大大蔵省」が誕生し、明治六年の内務省の成立まで、国家建設に多大な役割を果たした。井上の思想や「大大蔵省」の制度・政策の考察を通じて、近代日本の出発点である明治初年の国家建設の苦悩に新たな視座を提起する。
目次
- 第1部 井上馨の思想(「大大蔵省」構想の形成過程;廃藩置県後の「事務」)
- 第2部 「大大蔵省」の制度(「大大蔵省」の成立と太政官制潤飾;「大大蔵省」の展開と県治条例・地方官会同;「大大蔵省」の解消と内務省建省)
- 第3部 「大大蔵省」の政策(井上馨と「大大蔵省」勧農政策;「大大蔵省」勧農政策の展開過程;大隈重信と「大大蔵省」勧農政策;井上馨・「大大蔵省」と明治国家建設)
「BOOKデータベース」 より