復興に抗する : 地域開発の経験と東日本大震災後の日本
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復興に抗する : 地域開発の経験と東日本大震災後の日本
有志舎, 2018.2
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復興に抗する : 地域開発の経験と東日本大震災後の日本
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フッコウ ニ コウスル : チイキ カイハツ ノ ケイケン ト ヒガシニホン ダイシンサイゴ ノ ニホン
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Note
編者「高村」の「高」は「梯子高 (はしごだか) 」の置き換え
関連年表: 巻末p2-7
Description and Table of Contents
Description
二〇一一年三月一一日、東日本大震災で大切なものの多くが消え去り、復興がはじまった。だが、その道はひとつではない。無数の異なる被害に対応する人びとの営みは、復興という名の開発の波に乗るかにみえて実は抗していたり、ことなるかたちの復興を目指していたりする。また「被災地」とされる地域のことが、震災のみによって語られてはならないし、「被災地」とされない地域のことを、震災と切り離して語ることもできない。本書では、震災前からの戦後開発の歴史的経験と、それを背負った人びとの生活という視点から、復興とは何かを問い、その先の未来を考えてみたい。
Table of Contents
- 序章 地域固有の生活史から描く開発・被災・復興
- 第1章 ここはここのやり方しかない—陸前高田市「広田湾問題」をめぐる人びとの記憶
- 第2章 原発推進か、反対かではない選択—高知県窪川におけるほ場整備事業から考える
- 第3章 福島復興に従事する地元青年にとっての故郷再生
- 第4章 「風評被害」の加害者たち
- 第5章 被災地ならざる被災地—秋田県大館市・小坂町の三・一一
- 第6章 中心のなかの辺境—埼玉県越谷市の三・一一
- 終章 「復興に抗する」経験を生きる
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