林京子の文学 : 戦争と核の時代を生きる

著者

    • 熊, 芳 ション,ファン

書誌事項

林京子の文学 : 戦争と核の時代を生きる

熊芳著

インパクト出版会, 2018.1

タイトル別名

Hayashi Kyoko

タイトル読み

ハヤシ キョウコ ノ ブンガク : センソウ ト カク ノ ジダイ オ イキル

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注記

博士論文「林京子の文学 : 戦争と核の時代を生きる「私」」(法政大学, 2017年3月) を加筆修正したもの

文献一覧: p337-347

内容説明・目次

内容説明

主要作品を読み解きながら、日本人の戦争・戦後責任、原爆と原発による加害と被害問題を考察した書き下ろし論稿。

目次

  • 第1章 上海(戦争)体験(戦中生活の「光」と「影」—『ミッシェルの口紅』;戦後上海再訪記—『上海』;大人としての上海追体験—『予定時間』)
  • 第2章 「八月九日」の語り部(体験と記憶—『祭りの場』;「傷もの」の有り様—『ギヤマンビードロ』;「八月九日」を語る—『無きが如き』;鎮魂の「紙碑」—『やすらかに今はねむり給え』)
  • 第3章 戦後を生きる被爆者(『三界の家』とは…;結婚生活の“奥底”—『谷間』;もう一つの「鎮魂」—『長い時間をかけた人間の経験』)
  • 第4章 核の恐怖と人間の存在(被爆者は“人間”だけなのか—『トリニティからトリニティへ』;“反原発”へ—『収穫』;“再出発”の可能性—『希望』;「フクシマ」後の報告—『再びルイへ』)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB25505926
  • ISBN
    • 9784755402838
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    353p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
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