96歳元海軍兵の「遺言」
著者
書誌事項
96歳元海軍兵の「遺言」
(朝日選書, 968)
朝日新聞出版, 2018.2
- タイトル別名
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96歳元海軍兵の遺言
- タイトル読み
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96サイ モトカイグンヘイ ノ 「ユイゴン」
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注記
著者の肖像あり
参考文献: p267-270
内容説明・目次
内容説明
もしかしたら、これが“最後”の遺言になるのではないか—。戦後70年を経て、戦争体験者がつぎつぎと世を去るなか、真珠湾攻撃、ミッドウェー海戦、トラック島大空襲を生き延びた1人の元海軍兵が語り残したリアルな記憶。「命令どおりの作業をいのちがけでやるだけ」「かならず下っぱが見殺しにされる」「きれいな言葉にだまされたらあかん」…。瀧本氏の講演を聞いたものから「左まき」「こいつの言っていることは、聞くだけ無駄」などと非難され、「家族に迷惑をかけることになる」と、一時は、語り部中止宣言も。それでも再度立ち上がり、命を削り、絞り吐き出した言葉たち。「戦争にイエスかノーか、あとは自分で決めてください」最後の咆哮。
目次
- 第1章 1939年、下っぱ海軍兵
- 第2章 1941年、真珠湾
- 第3章 1942年、ミッドウェー
- 第4章 国にだまされた
- 第5章 わたしの子ども時代
- 第6章 復員—そして戦後へ
- 第7章 老兵の遺言
- 終章 国は、青年のいのちを求める
「BOOKデータベース」 より