松本清張の「遺言」 : 『昭和史発掘』『神々の乱心』を読み解く

書誌事項

松本清張の「遺言」 : 『昭和史発掘』『神々の乱心』を読み解く

原武史著

(文春文庫, [は53-1])

文藝春秋, 2018.2

タイトル別名

松本清張の遺言 : 昭和史発掘神々の乱心を読み解く

タイトル読み

マツモト セイチョウ ノ「ユイゴン」 : 『ショウワシ ハックツ』『カミガミ ノ ランシン』オ ヨミトク

大学図書館所蔵 件 / 12

この図書・雑誌をさがす

注記

2009年刊に「『昭和史発掘』を再発掘する」を加えて再刊

叢書番号はブックジャケットによる

関連年表: p249-251

内容説明・目次

内容説明

推理小説の人気作家であると同時に、超一流の歴史研究者でもあった松本清張。昭和史研究の代表作が『昭和史発掘』だ。その成果からつながる未完の小説『神々の乱心』は、清張が30年余にわたって「あの話はいつか小説にしておきたい」と繰り返し、死の瞬間まで情熱的に取り組んだ遺作である。二作に秘められた清張の遺志を解き明かす—。

目次

  • 『神々の乱心』を読み解く(『神々の乱心』までの道のり;「皇居」—女官と宗教;「秩父」—弟とクーデター;「吉野」—南朝と自称天皇;「足利」—忠誠と反逆 ほか)
  • 特別講 『昭和史発掘』を再発掘する(「カネ」と「テロ」の時代へ—陸軍機密費問題;「君民一体」の空間とは—北原二等卒の直訴;新興宗教に斬りこむ—天理研究会事件;敗者としての水戸—五・一五事件;幻の「宮城占拠計画」—二・二六事件)

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ