「幕末大名」失敗の研究 : 政治力の差が明暗を分けた
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「幕末大名」失敗の研究 : 政治力の差が明暗を分けた
(PHP文庫)
PHP研究所, 2015.2
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幕末大名失敗の研究
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「バクマツ ダイミョウ」シッパイ ノ ケンキュウ : セイジリョク ノ サ ガ メイアン オ ワケタ
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Note
記述は第3刷(2015.4)による
主な参考文献: p355-356
Description and Table of Contents
Description
「開国か攘夷か?」「尊皇か佐幕か?」—日本の行く末を案じ、また己の権力の増強を目指して、幕府や大名、志士たちが動乱の時代を駆け抜けた。しかし、ある者は権勢を振るった末に消え、ある者は“時代の先駆者”で終わった。本書は、政治学者の著者が「強大な政治力が失われる過程」を考察し、現代に通じる失敗の教訓を学ぶ。彼らが“新時代”から姿を消した理由がここにある!
Table of Contents
- 第1章 徳川幕府が気づかなかった売国への道—井伊直弼と田中角栄(田中角栄を唸らせた、北京の宿舎;敵の敵は味方 ほか)
- 第2章 生き残った山内容堂、殺された坂本龍馬(「兵隊やくざ」と「ノブレス・オブリージュ(高貴なる責任)」;遠山の金さんが見つけた土佐藩江戸火消し ほか)
- 第3章 「真珠湾攻撃」なき戊辰戦争で失敗した、松平容保(京都守護職という「銃座」;京師の地を死に場所としよう ほか)
- 第4章 西郷隆盛にとっての、「島津久光」という失敗(西郷の「田舎者」発言に憤然とする久光;君主であることを忘れ、家臣であることを忘れ ほか)
- 第5章 水戸藩と長州藩、維新さきがけの組織疲労(組織維持のコツは「倦まずたゆまず」;指導者として最低限持たなければならない条件 ほか)
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