意味という病
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意味という病
(講談社文芸文庫Wide, [かA1])
講談社, 2018.1
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イミ ト イウ ヤマイ
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Note
講談社文芸文庫(1989.10刊)の版面を拡大したワイド版
叢書番号はブックジャケットによる
著書目録: p342-343
Description and Table of Contents
Description
在りもしないものが在るばかりでなく一切がそこからはじまる。ひとが観念をくいつぶすのではなく、観念がひとをくいつぶす。人間の内部という自然を視ようとした劇作家の眼と覚悟を信じた「マクベス論」は、日本のシェークスピア論のパラダイムを劇的に刷新した。一九七〇年代から今日まで、圧倒的な影響を及ぼしつづける批評家・柄谷行人の初期における、明晰かつ強靭な思索の数々。
Table of Contents
- 1(マクベス論—意味に憑かれた人間;夢の世界—島尾敏雄と庄野潤三;私小説の両義性—志賀直哉と嘉村礒多;歴史と自然—鴎外の歴史小説)
- 2(寒山拾得考;藪の中;小説の方法的懐疑;人間的なもの;平常な場所での文学;場所と経験;生きた時間の回復;時代との結びつき;淋しい「昭和の初期」;ものと観念;掘立小屋での思考;自作の変更について)
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