沖縄憲法なき戦後 : 講和条約三条と日本の安全保障
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書誌事項
沖縄憲法なき戦後 : 講和条約三条と日本の安全保障
みすず書房, 2018.2
- タイトル別名
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沖縄 : 憲法なき戦後 : 講和条約三条と日本の安全保障
- タイトル読み
-
オキナワ ケンポウ ナキ センゴ : コウワ ジョウヤク サンジョウ ト ニホン ノ アンゼン ホショウ
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内容説明・目次
内容説明
沖縄が「基地の島」になったのは、日米両国の思惑によって「無憲法の島」に追いやられたからだ。その歴史と論理を、憲法と外交史の双方向から解き明かす。
目次
- 第1章 国籍を奪われた沖縄(日本国憲法上の「国民」とは?;日本の主権と沖縄;代表権・選挙権を奪われた沖縄)
- 第2章 講和条約第三条と安保条約—「犠牲の要石」としての沖縄(講和条約第三条の成立過程;アメリカの太平洋安保構想;ANZUS・米比・日米、そして「琉球」の米軍)
- 第3章 「三条失効」論(先例としての「奄美返還」;三条をめぐる国会論戦;国連加盟と岸訪米)
- 第4章 沖縄の法的地位と「植民地」問題(翻弄される沖縄;国連決議と三条の「死文」化;「政府統一見解」と沖縄返還)
- 終章 「閉塞状態」の打破に向けて(沖縄から問われる日本の近代;「共通敵」なき時代の沖縄)
「BOOKデータベース」 より