愛とためらいの哲学
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愛とためらいの哲学
(PHP新書, 1131)
PHP研究所, 2018.3
- タイトル読み
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アイ ト タメライ ノ テツガク
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注記
参考文献: p236-237
内容説明・目次
内容説明
なぜ、あなたの愛は幸福をもたらさないのか…。どれほど幸せな恋であろうとも、嫉妬や依存、失恋など、様々な要因により一転して苦しいものになってしまう。思うようにならない他者と生きるなか、幸福な愛とは、どうすれば実現が可能なのだろうか。大切なのは「いかに愛されるか」ではなく、「いかに愛するか」を学ぶことであると著者はいう。愛とは能力であり、技術であるというのだ。では、私たちはいかに人を愛するべきなのか。人を愛するというのは、そもそもどういうことなのか。アドラー、フロム、三木清など、多くの賢人たちの智恵を手掛かりに、アドラー研究の第一人者であり、ギリシア哲学を専門とする著者が語る、待望の恋愛論。
目次
- はじめに(誰もが愛に関心がある;幸福な愛と結婚を扱う本はない ほか)
- 第1章 なぜあなたの「恋愛」は幸せをもたらさないのか(なぜ同じことを繰り返すのか;恋愛だけが特別ではない ほか)
- 第2章 結婚と子育ての困難について(結婚は不幸の始まりかもしれない;結婚の未来は予測できない ほか)
- 第3章 人を愛するとはどういうことなのか(闇を取り除くのではなく、光を当てよう;愛は正気と熱情の合体である ほか)
- 第4章 幸福になるための「愛する技術」(愛を豊かに生きるために;きちんと言葉にする ほか)
「BOOKデータベース」 より