戦中史
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戦中史
Kadokawa, 2018.1
- タイトル読み
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センチュウシ
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注記
参考文献一覧: p441-447
標題紙と背の出版者名: 角川書店
内容説明・目次
内容説明
かつて、なぜ日本は破局にいたったのか。いま、私たちは「戦後の終焉」と「戦中の到来」という、大きな歴史的転換点に直面している。既に、私たちの立っている地点が、後の歴史家たちから見れば「ポイント・オブ・ノー・リターン」なのかもしれない。だからこそ、この国でかつてあった“戦中史”、破局を回避できなかった負の歴史を直視することが求められている。政治と軍事、恐慌と戦争、思想と権力、満州と革命。日本人が見のがした転換点を四つのテーマから探る。日本史講義の第一人者が次代に贈る、渾身の近現代史!!
目次
- 第1章 政治と軍事—制度はかくして国を蝕んだ(軍部大臣現役武官制と天皇の軍隊;軍部大臣現役武官制と統帥権 ほか)
- 第2章 恐慌と戦争—産業は動員に接続した(近代の起点と資本主義;開国と貿易 ほか)
- 第3章 思想と権力—煩悶と屈従と、そして抵抗があった(江戸幕府の消滅と明治政府の成立;明治期の思想と政治・経済・社会・外交との関連 ほか)
- 第4章 満州と革命—アジア主義を問い直す(橘樸と左翼アジア主義;尾崎秀実の東亜協同体論と世界革命)
「BOOKデータベース」 より