収容所のプルースト
著者
書誌事項
収容所のプルースト
(境界の文学)
共和国, 2018.1
- タイトル別名
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Proust contre la déchéance : conférences au camp de Griazowietz
- タイトル読み
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シュウヨウジョ ノ プルースト
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注記
ジョゼフ・チャプスキ略年譜: p137-149
ジョゼフ・チャプスキ著作一覧: p151-153
参考文献: 巻末
内容説明・目次
内容説明
一九三九年のナチスとソ連による相次ぐポーランド侵攻。このときソ連の強制収容所に連行されたポーランド人画家のジョゼフ・チャプスキ(一八九六‐一九九三)は、零下四〇度の極寒と厳しい監視のもと、プルースト『失われた時を求めて』の連続講義を開始する。その二年後にチャプスキは解放されるが、同房のほとんどが行方不明となり、「カティンの森」事件の犠牲になるという歴史的事実にあって、『失われた時を求めて』はどのように想起され、語られたのか?現存するノートをもとに再現された魂の文学論にして、この長篇小説の未読者にも最適なガイドブック。
「BOOKデータベース」 より