帝国の最期の日々
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帝国の最期の日々
原書房, 2018.3
- 上
- 下
- タイトル別名
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La fin des empires
- タイトル読み
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テイコク ノ サイゴ ノ ヒビ
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注記
参考文献: 下: 巻末pi-xvi
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784562054589
内容説明
歴史は永遠にくりかえされるのが定めなのだろうか?この有名な問いかけについてはとりわけ、帝国の誕生と崩壊において考えさせられる。古代から、あらゆる大陸で、いくつかの国や地方が、武器や富、才気をもってほかを圧倒する強国にのしあがり、世界の広汎な区域を支配している。
目次
- 永遠のくりかえし
- 1 アレクサンドロスの帝国の終焉—紀元前三三一‐三二三年
- 2 西ローマ帝国の長い断末魔
- 3 ペルシアのササン王朝、急転直下の失墜—七世紀初頭
- 4 カロリング帝国の五回の死—八〇〇‐八九九年
- 5 アラブ帝国の未完の夢—七世紀‐一五世紀
- 6 モンゴル帝国、見かけ倒しの巨人—一三世紀‐一四世紀
- 7 コンスタンティノープルの五五日間—一四五三年
- 8 一つの帝国から別の帝国へ—メキシコ人からスペイン人へ—一五一九‐一五二二年
- 9 予告された死の年代記—神聖ローマ帝国の最期‐一八〇六年
- 10 スペイン帝国の長い衰退期—一五八八‐一八九八年
- 巻冊次
-
下 ISBN 9784562054596
内容説明
大きな傷痕を残した二つの世界大戦と、全体主義の失敗、16世紀から世界を支配していたヨーロッパの衰退で、歴史の終わりがたたえられ、帝国は虚栄の名のもと火刑に処せられたかのようにみえた。しかし、帝国は死すとも、帝国主義だけは永遠に死ぬことはない。その証拠が中国の驚くべき変身であり、あいも変わらぬロシアの復活、大国の重みを隠そうとしないアメリカである。世界の過去を知り、現在を理解するための歴史の重要な教訓がつまったかつてない歴史書。
目次
- 11 ナポレオンまたはフランスの夢の終わり—一八一二‐一八一五年
- 12 中華帝国の九つの人生
- 13 オーストリア王家の終焉—一九一八年
- 14 オスマン帝国の最期—一九一八‐一九二二年
- 15 第三帝国の最期の日々—一九四五年
- 16 原爆で解体された大日本帝国—一九四五年
- 17 イギリス帝国の後退—強国から影響力のある国へ—一九四五年から現在まで
- 18 フランスの植民地帝国の悲劇—一九四五‐一九六二年
- 19 ソ連の最期またはロシア帝国の二度目の死—一九八九‐一九九一年
- 20 アメリカ帝国は衰退に向かうのか?
「BOOKデータベース」 より