意味と脱-意味 : ソシュール、現代哲学、そして……
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書誌事項
意味と脱-意味 : ソシュール、現代哲学、そして……
水声社, 2018.3
- タイトル別名
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意味と脱意味 : ソシュール現代哲学そして
- タイトル読み
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イミ ト ダツ イミ : ソシュール ゲンダイ テツガク ソシテ
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内容説明・目次
内容説明
哲学は「真理」の探究だが、20世紀哲学は、人文・文化・歴史科学とともに、「真理」に先立つ「意味」の次元を開闢した。ソシュール(「言語」)とハイデガー(「真理」)の間から広がり、フランス20世紀思想史の中軸を貫き、これからのグローバル・デモクラシーの普遍的媒介項となる「意味」の地平。すでに始まっている「意味」批判の思惟をも包摂しつつ、この「第四の地平」の開削に着手する。
目次
- 序 意味とは?
- 第1部 ソシュールと現代思惟—意味はいかにして可能となるか(ソシュール言語思想と意味問題;意味の成り立つところ—到達点と出発点;現代思惟と意味問題;ソシュール言語思想:「脱‐意味」か、「原‐意味」か—言語論的・記号論的・情報論的‐規定に向けて)
- 第2部 「脱‐意味」「非‐意味」「反‐意味」の思惟—意味はいかにして不可能たりえないか(「意味という病」「意味に憑かれた男」—柄谷行人;「意味への抗い」—北田暁大;「意味の穴」「意味の以前」—バルト;「意味の可能と不可能」—ブランショ、湯浅博雄;「外の思考」—フーコー;「ノンセンス」「ナンセンス」—高橋康也;「脱‐意味」「反‐意味」「無‐意味」論の帰着するところ)
- 結 人間・意味・脱‐意味
- 付論 「虚構、偶然性、投擲」—マラルメ、菅野昭正
「BOOKデータベース」 より