囚われた若き僧峯尾節堂 : 未決の大逆事件と現代
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囚われた若き僧峯尾節堂 : 未決の大逆事件と現代
岩波書店, 2018.2
- タイトル別名
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囚われた若き僧 : 峯尾節堂 : 未決の大逆事件と現代
- タイトル読み
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トラワレタ ワカキ ソウ ミネオ セツドウ : ミケツ ノ タイギャク ジケン ト ゲンダイ
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注記
主な引用, 参照文献: 巻末p1-3
内容説明・目次
内容説明
「大逆事件」で検挙され、獄中死した僧侶・峯尾節堂(一八八五‐一九一九年)。社会主義に近づいただけで、死刑判決(後に無期懲役)を受けた青年僧の生と死を、新資料や丹念な取材によって鋭く描き出す。近代日本最大の思想弾圧事件に飲み込まれた彼の生と死を、「共謀罪」が成立した現代に問う。
目次
- 第1章 節堂の妻を探して(阪松原の静けさ;「ノブ」を追って ほか)
- 第2章 挫折と懊悩(父・徳三郎;出家 ほか)
- 第3章 無から有—「大逆事件」(位牌焼却事件;見つかった論稿 ほか)
- 第4章 切捨てられた若き僧侶(闇の中の公判;思想が犯罪 ほか)
- 第5章 後に託した節堂の思い(ノブヱのその後;大石観の悲哀 ほか)
「BOOKデータベース」 より