ファシズムの正体
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書誌事項
ファシズムの正体
(インターナショナル新書, 019)
集英社インターナショナル , 集英社 (発売), 2018.2
- タイトル読み
-
ファシズム ノ ショウタイ
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注記
2017年3月〜9月に行われた朝日カルチャーセンター新宿教室での講義をもとに大幅に加筆したもの
参考文献: p188-189
近代イタリア・日本史年表: p[24], [49]
内容説明・目次
内容説明
世界各国でファシズムの足音が響き始めている。国民を一つに束ねるファシズムが社会の不安定化を機に台頭してくるのは、近代以降の歴史で何度も繰り返されてきたことだ。その流れに抗するためには「ファシズムの論理」を正確に理解する必要がある。しかし、日本ではムッソリーニのファシズムとヒトラーのナチズム、そして戦前日本の軍国主義が同一視され、その違いすら理解されていない。佐藤優がファシズムの本質を解説する。
目次
- 序章 なぜ今、ファシズムを学ぶ必要があるのか
- 第1章 ファシズム前史のイタリアとムッソリーニ
- 第2章 ファシズム独裁の誕生と死
- 第3章 ファシズムの内在的論理
- 第4章 ファシズムを用意した「生の哲学」
- 第5章 テクノロジーとしてのファシズム
- 第6章 日本でファシズムは可能か
「BOOKデータベース」 より