恋路 (こひぢ) ゆかしき大将 (たいしやう) 山路 (やまぢ) の露 (つゆ)
著者
書誌事項
恋路 (こひぢ) ゆかしき大将 (たいしやう) . 山路 (やまぢ) の露 (つゆ)
(中世王朝物語全集, 8)
笠間書院, 2017.3
- : 簡装版
- タイトル別名
-
恋路ゆかしき大将
山路の露
- タイトル読み
-
コイジ ユカシキ タイショウ . ヤマジ ノ ツユ
- 統一タイトル
大学図書館所蔵 件 / 全14件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
恋路ゆかしき大将の底本: 九条家旧蔵の写本および宮内庁書陵部蔵の写本
山路の露の底本: 第一類本の承応3年版(稲賀架蔵)
恋路ゆかしき大将 年立・系図・梗概・解題: p[223]-258
山路の露 梗概・系図・解題・付載論文: p[323]-354
参考文献あり
収録内容
- 恋路ゆかしき大将
- 山路の露
内容説明・目次
内容説明
『恋路ゆかしき大将』恋路と端山・花染の三人の貴公子の、生涯の伴侶を求める物語。恋路は幼い女二宮との恋を雛遊びの末に実らせ、端山は、女一宮への禁じられた恋をやっと許される。花染も伴侶を得て、三人ともめでたしめでたしの筈だったが—絶世の美女・梅津女君の魅力の虜になった端山は、女一宮の母后の逆鱗にふれ、女一宮との仲を裂かれて、失意の余り、山に篭る。梅津女君をめぐり、帝・恋路・花染の入り乱れた人間模様の中で、実は、梅津女君は恋路だけを慕っているのだった。『山路の露』『源氏物語』夢浮橋巻の続編。作者未詳。浮舟を諦めきれない薫はたびたび小野に手紙を送り、浮舟の弟小君を遣わすが、浮舟は頑固に拒絶する。薫は自ら小野を訪れ、浮舟に恋情を訴えるが、歌を詠みかわしただけで帰京する。母との再会に感慨を深くする浮舟だが、帰京を促す母の言葉にも耳を貸そうとはしない。中世の源氏愛好者が生み出した浮舟と薫の「その後」の物語。
「BOOKデータベース」 より