苔の衣
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書誌事項
苔の衣
(中世王朝物語全集, 7)
笠間書院, 2017.3
- : 簡装版
- タイトル読み
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コケ ノ コロモ
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苔の衣 / 今井源衛校訂・訳注
BN1579685X
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苔の衣 / 今井源衛校訂・訳注
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注記
底本: 伊達市開拓記念館蔵の四冊本
年立: p286-293
参考文献: p330-331
内容説明・目次
内容説明
関白の子の主人公、苔の衣の大将は、恋い慕う女性と苦難の末に結婚できたが、妻はじきに亡くなり、悲嘆のあまり出家入山する。遺された娘は成人して東宮妃となるが、東宮の弟の兵部卿宮に犯されて罪の子を産み、宮は思い悩んで死ぬ。東宮妃は中宮に上ったあと、物の怪のために危篤に陥るが、行方不明だった大将が山伏姿で現れ、兵部卿宮の死霊を折伏、娘を救う。その他、継母の悪企み・夢のお告げ・美女の盗み出しの失敗・住吉浜への流浪など、三代四十年にわたる宿命と悲恋の物語。初の現代語訳である。院政期から鎌倉時代にかけて生み出され、今に伝わる中世王朝物語群の原文・口語訳二段組みによる新しい古典文学全集。
「BOOKデータベース」 より