グローバル化する靖国問題 : 東南アジアからの問い
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書誌事項
グローバル化する靖国問題 : 東南アジアからの問い
(岩波現代全書, 113)
岩波書店, 2018.3
- タイトル別名
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グローバル化する靖国問題 : 東南アジアからの問い
- タイトル読み
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グローバルカ スル ヤスクニ モンダイ : トウナン アジア カラ ノ トイ
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注記
アセアン諸国対日本・対中国輸出入貿易(2001-2015年): p205-209
参考文献: p211-215
アセアン・日本・中国・韓国関連年表: 巻末p13-22
内容説明・目次
内容説明
アジアの中で日本が孤立しないために…靖国問題が東アジア全域の歴史問題へと変容してゆく過程を、ASEAN各国の新聞報道の変遷を通して検証する。
目次
- 第1章 靖国問題のはじまり—中曽根首相の参拝と中国・韓国の反発(政教分離問題から歴史問題へ—一九八五年中曽根首相の靖国神社参拝;冷戦の終焉と残存する枠組み—一九九六年橋本首相の靖国神社参拝)
- 第2章 二国間問題から地域問題へ—日本の経済的退潮と中国の台頭(東南アジアの地域的統合の深化と靖国問題への関心の高まり—二〇〇一‐二〇〇四年小泉首相の靖国神社参拝;呼びおこされる「戦争の記憶」—二〇〇五年の中国の反日デモ;日中のパワーバランスの変化—二〇〇五‐二〇〇六年小泉首相の靖国神社参拝)
- 第3章 グローバル化する靖国問題—領土問題と歴史問題の結合(結びつく領土問題と歴史問題—二〇一〇年の尖閣諸島沖での中国漁船衝突;二〇一二年の尖閣諸島の日本「国有化」;崩れるパワーバランスとアメリカの介入—二〇一三年安倍首相の靖国神社参拝;右傾化への危惧と中国への牽制としての期待—二〇一五年の平和安全法制成立)
- 終章 東アジアのなかの日本
「BOOKデータベース」 より