リベラルの毒に侵された日米の憂鬱
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書誌事項
リベラルの毒に侵された日米の憂鬱
(PHP新書, 1135)
PHP研究所, 2018.3
- タイトル読み
-
リベラル ノ ドク ニ オカサレタ ニチベイ ノ ユウウツ
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内容説明・目次
内容説明
「アメリカ人の常識からすると日本人の『リベラル』という言葉の使い方は、吹き出しそうになるほど、おかしいです」—。日本では「リベラル=『左翼』と呼ばれたくない人たちの自称」とさえいわれ、立憲民主党、社会党から共産党までが「リベラル勢力」と称される。だが、これはあまりにも変だ。アメリカでは「リベラル=腹黒い、抑圧的、うっとうしい、傲慢」が常識となりつつあり、魔女狩り的な息苦しい社会が生まれている。日本人は、そんな「リベラルの危険性」に気づいているのか?アメリカの悲惨を繰り返さぬための考え方を熱く語った渾身の書。
目次
- 第1章 日本の「リベラル」は、あまりに変—本当の意味をわかっていますか?(三島由紀夫『春の雪』に強烈な衝撃を覚えた理由;宗教的戒律から自由になりたいのが「リベラル」 ほか)
- 第2章 リベラルは「腹黒い」!?—アメリカを覆う「全体主義」的な息苦しさ(なぜ、ヒラリー・クリントン候補が負けたのか?;「秘密裏にダーディーなことをやっていたに違いない」 ほか)
- 第3章 「自助(セルフ・ヘルプ)」こそが基本—あるべき社会の形(ボランティアの「善意」と政府の「福祉」の根本的な違い;助けすぎは人間をダメにしてしまう ほか)
- 第4章 「徳」と「自由」の理想を奪還し、国を取り戻そう—日本が進むべき道(なぜ日本人は「リベラル」に惹かれるのか?;日本の「徳」の伝統はそれほどまでに素晴らしい ほか)
「BOOKデータベース」 より