書誌事項

阿片帝国日本と朝鮮人

朴橿著 ; 小林元裕, 吉澤文寿, 権寧俊訳

岩波書店, 2018.3

タイトル別名

The Korean and opium in northeast Asia in the early 20th century

20세기 전반 동북아 한인과 아편

タイトル読み

アヘン テイコク ニホン ト チョウセンジン

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注記

欧文タイトルは標題紙裏による

原著 (先人, 2008) の翻訳

参考文献: p202-210

内容説明・目次

内容説明

逼迫する戦費を下支えすべく帝国日本は麻薬産業に手を出した—それは「密売人」としての朝鮮人を生んでいく。なぜ彼ら・彼女らはアヘン・麻薬の生産・流通・販売の「尖兵」たらざるを得なかったのか。本書はその背後の構造を丹念に問うことで、宗主国の戦況と国際関係に応じて変更される政策と、それによる社会変貌、そして海外という空間で生存を図ろうとする被植民者とが織り成す動態として植民地経済史を描き直す意欲作である。

目次

  • 第1章 二〇世紀前半における日本のアヘン政策
  • 第2章 中国における麻薬拡散と日本
  • 第3章 朝鮮における日本のアヘン政策
  • 第4章 在満朝鮮人のアヘン・麻薬密売
  • 第5章 華北移住朝鮮人によるアヘン・麻薬の密売
  • 第6章 ロシア移住朝鮮人とアヘン

「BOOKデータベース」 より

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