自叙の迷宮 : 近代ロシア文化における自伝的言説
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自叙の迷宮 : 近代ロシア文化における自伝的言説
水声社, 2018.2
- タイトル読み
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ジジョ ノ メイキュウ : キンダイ ロシア ブンカ ニオケル ジデンテキ ゲンセツ
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注記
その他の執筆者: 奈倉有里, 武田昭文, 梅津紀雄
内容説明・目次
内容説明
自伝、自伝的小説、回想、日記、手紙…過去の出来事を現在に表象によって書き換え、再構成する“自叙”。事実と虚構とが錯綜する多様なその実相を、革命前後の時代を中心とする近代ロシア文化の中に追う。
目次
- 序—自叙についての迷宮的前書き
- 宗教説話に滲出する自叙—ポリカルプと逸脱の精神
- アレクサンドル・ブローク批評における「同語反復」
- 亡命ロシアの子どもたちの自叙—学童の回想と文学
- ヴァシーリー・トラヴニコフとは誰か?—ホダセーヴィチにおける自叙と文学史の交点
- 伝記史料とイメージ操作—二十世紀ロシアの作曲家の自叙
- 自叙は過去を回復するか—オリガ・ベルゴーリツ『昼の星』考
- 後書きに代えて—自叙と歴史叙述のあいだ
「BOOKデータベース」 より