グレアム・グリーンある映画的人生
著者
書誌事項
グレアム・グリーンある映画的人生
慶應義塾大学出版会, 2018.3
- タイトル別名
-
グレアムグリーンある映画的人生
グレアム・グリーン : ある映画的人生
- タイトル読み
-
グレアム グリーン アル エイガテキ ジンセイ
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注記
グレアム・グリーン年譜: p339-344
参考文献: 巻末p12-20
内容説明・目次
内容説明
『スタンブール特急』『ブライトン・ロック』『第三の男』『情事の終わり』—映画批評家としても活躍した小説家グレアム・グリーン(1904‐1991)の映画的側面に光をあて、ヒッチコック、チャップリン、ルネ・クレール、フリッツ・ラングなど、同時代の映画作家とのかかわりからグリーンを“遅れてきたモダニスト”として捉えなおす。
目次
- 第1部 トーキーの夜明け(ミドルブラウのアダプテーション空間—『スタンブール特急』と『オリエント急行殺人事件』;風刺としての資本主義批判—『ここは戦場だ』と『自由を我等に』)
- 第2部 ジャンルの法則(メロドラマ的想像力とは何か—『拳銃売ります』と『三十九夜』;聖と俗の弁証法—『ブライトン・ロック』と『望郷』)
- 第3部 映画の彼方へ(プロパガンダへの抵抗—『恐怖省』と『マン・ハント』;男たちの絆—『第三の男』と『ヴァージニアン』)
「BOOKデータベース」 より