神経免疫学革命 : 脳医療の知られざる最前線
著者
書誌事項
神経免疫学革命 : 脳医療の知られざる最前線
早川書房, 2018.3
- タイトル別名
-
Neuroimmunity : a new science that will revolutionize how we keep our brains healthy and young
神経免疫学革命 : 脳医療の知られざる最前線
- タイトル読み
-
シンケイ メンエキガク カクメイ : ノウイリョウ ノ シラレザル サイゼンセン
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注記
参考文献: p239-270 (巻末 p15-46)
原注: p271-284 (巻末 p1-14)
内容説明・目次
内容説明
脳や神経系と免疫系とのかかわりを研究する神経免疫学は、目下伸長いちじるしい研究/診療分野の筆頭である。だが、脳の健康と免疫機構は無関係とされ、免疫の働きにつきものの炎症はとにかく抑えるのが、医学界の常識だった。その常識に疑問を抱き、実証的な研究によって覆したのが本書の著者、シュワルツだ。彼女の出現後、医学の流れは180度変わり、ウイルスのような原因となる「実体」を持たないうつや不安の抑制さえ、免疫系がそのカギを握っている、と考えられるようになった。うつも脳の炎症が原因とされる昨今、もっとも重要な医学分野となった神経免疫学の創始者が、不可能と言われるアルツハイマー病治療や脊髄再生の可能性を説き、現代人の健康のためのアドバイスを与える必読書。
目次
- 1章 肉体と精神のつながりに登場した新顔—免疫系
- 2章 認知と老化する脳—知恵の免疫細胞
- 3章 ストレスとうつ
- 4章 マウスの場合とスーパーマンの場合—脊髄の治癒を誘発する免疫療法
- 5章 失明を防ぐワクチン接種
- 6章 アルツハイマー病とルー・ゲーリッグ病(ALS)
- 7章 免疫系の性差
「BOOKデータベース」 より