法学の誕生 : 近代日本にとって「法」とは何であったか
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法学の誕生 : 近代日本にとって「法」とは何であったか
筑摩書房, 2018.3
- タイトル別名
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法学の誕生 : 近代日本にとって法とは何であったか
- タイトル読み
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ホウガク ノ タンジョウ : キンダイ ニホン ニ トッテ「ホウ」トワ ナンデ アッタカ
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注記
人名索引: 巻末pi-vii
内容説明・目次
内容説明
日本が、驚くほど短期間に近代化を果たしえたのは、西洋法の継受に成功したからである。だが、「法」を自らのものとして運用するには、それを支える法的思考様式、つまりは「法学」を受容することが不可欠だった。法学とは西洋社会に深く根差した思想であり、文化である。全く異質な文化的土壌をもった日本社会が、それまでにない思考様式を受容するのには幾多の困難があった。いったい日本人は、いかにしてそれを乗り越えたのか?欧米列強と対等に伍するため、国を代表する俊英たちが競って法学を学び、近代国家としての骨格をつくり上げた明治日本。先人たちの苦闘の歴史をあざやかに描き出す。
目次
- 第1章 西洋法との遭遇
- 第2章 人材養成
- 第3章 「留学」の時代
- 第4章 日本が出会った法学—「歴史の世紀」のヨーロッパ
- 第5章 条約改正と法典論争—近代日本のナショナリズム
- 第6章 法学の受容
- 第7章 祖先祭祀と国体—伝統の進化論的正当化
- 第8章 国家主義の法理論—明治国制の法的正当化
- 第9章 近代日本にとっての「法」と「法学」
「BOOKデータベース」 より