詐欺罪の保護法益論
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詐欺罪の保護法益論
弘文堂, 2018.3
- タイトル読み
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サギザイ ノ ホゴ ホウエキロン
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内容説明・目次
内容説明
従来の議論において注目されてきた「財産的損害」は、はたして、詐欺罪成立の決定的メルクマールなのか。理論の再構築と具体的な事案へのあてはめを通して、詐欺罪の保護法益とは何かを問い直す、注目の一冊。
目次
- 第1部 詐欺罪の保護法益と欺罔概念の関係(「欺罔」概念をめぐる理論状況;詐欺罪の歴史的展開;「欺罔」の体系的位置づけ;「欺罔」と詐欺罪の保護法益との関係;保護法益としての「財産」;詐欺罪の保護法益と欺罔概念の再構成)
- 第2部 詐欺罪における「欺罔」と「財産的損害」をめぐる考察(「財産的損害」概念再考—損害概念の多義性と中間結果としての錯誤に着目して;詐欺罪における欺罔概念と判例理論の関係性)
「BOOKデータベース」 より