サブカルの想像力は資本主義を超えるか

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サブカルの想像力は資本主義を超えるか

大澤真幸著

KADOKAWA, 2018.3

タイトル読み

サブカル ノ ソウゾウリョク ワ シホン シュギ オ コエルカ

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注記

早稲田大学で2016年9月から2017年1月に行われた講義「近・現代ジャーナリズム論1」の講義録を加筆修正し、再構成したものに書き下ろし原稿を加えたもの

内容説明・目次

内容説明

歴史上、「資本主義の危機」は何度も言われてきた。しかし、資本主義は幾度もその危機を乗り越えてきた。これは、その想像力が私たちの想像力よりも勝ってしまっているからではないか。資本主義が終わった後の世界を私たちは“構想”することができていないため、資本主義は続いてしまっているのではないか?いったい、これまでとは違う世界を私たちは見いだせるのか?社会現象を起こした有名作品を手がかりに構想力を鍛えあげる、白熱の講義録!

目次

  • 第1部 対米従属の縛りを破れるか(単なる作品の読解はしない;虚構の虚構性を上げる ほか)
  • 第2部 善悪の枷から自由になれるか(あさま山荘事件の衝撃;善や正義に対する過剰な信仰は、逆に悪へと反転する ほか)
  • 第3部 資本主義の鎖を引きちぎれるか(「くん」は「さん」にとって重要な背景になっている;お約束に反する、きわめてリアリティある展開 ほか)
  • 第4部 この世界を救済できるか(無関係の極限と関係の極限に振れる;恋愛の特徴は、無関係から関係への劇的な転換 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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