国策紙芝居からみる日本の戦争
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国策紙芝居からみる日本の戦争
(非文字資料研究叢書, 1)(神奈川大学日本常民文化研究所非文字資料研究センター研究成果報告書 = Report, Research Center for Nonwritten Cultural Materials, Institute for the Study of Japanese Folk Culture, Kanagawa University, 第3期)
勉誠出版, 2018.2
- タイトル読み
-
コクサク カミシバイ カラ ミル ニホン ノ センソウ
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注記
編著者の表示: 神奈川大学日本常民文化研究所非文字資料研究センター「戦時下日本の大衆メディア」研究班代表・安田常雄
引用・参考文献: p377-379
植民地台湾の各種団体による紙芝居活動年表: p386-396
内容説明・目次
内容説明
戦時下の紙芝居は、子どもたちに何を伝えたのか—。戦時中、銃後の子ども向けに1000種類以上も作成されたという「国策紙芝居」。敵国の指導者や兵士を鬼や虫として描き、戦意発揚のために日本の「正義」を子どもたちに知らしめようとした。現在では戦時教育、戦争プロパガンダを知る上で貴重な資料だが、戦後に散逸したその全体像は不明な点が多い。国策紙芝居の制作の背景に迫り、銃後の子どもたちに戦争の「夢」を見せようとしたその実態に迫る。現存する紙芝居約240点を、フルカラー解説。全国の戦時下の紙芝居の所蔵を網羅したリスト付き。神奈川大学日本常民文化研究所非文字資料研究センター第3期研究成果報告書。
目次
- 1 解題篇—非文字資料研究センター所蔵「戦意高揚紙芝居コレクション」全点解題
- 2 論考篇(総論・アジア太平洋戦争と紙芝居—神奈川大学非文字資料研究センター「第三期」研究活動を通して;戦時紙芝居論—紙芝居は誰が演じたのか?;教育紙芝居を実演するということ—愛媛県方面委員の教育紙芝居運動;戦争を描けなかった紙芝居—戦時下の教育紙芝居をめぐる議論から;国策紙芝居のなかの描かれない天皇—神奈川大学所蔵コレクションから;植民地台湾の紙芝居活動についての記録と記憶—植民地紙芝居研究の射程)
- 3 データ篇(戦時下紙芝居全国調査「暫定版」データ篇;復刻雑誌『教育紙芝居・紙芝居』広告等データ;戦時下北海道内紙芝居データ)
「BOOKデータベース」 より