歴史小説のレトリック : マンゾーニの「語り」
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書誌事項
歴史小説のレトリック : マンゾーニの「語り」
(プリミエ・コレクション, 88)
京都大学学術出版会, 2018.3
- タイトル別名
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Retorica del romanzo storico : studi sulla tecnica narrativa di Manzoni
Rhetoric of the historical novel : studies on the narrative technique of Manzoni
歴史小説のレトリック : マンゾーニの語り
- タイトル読み
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レキシ ショウセツ ノ レトリック : マンゾーニ ノ「カタリ」
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注記
その他のタイトルはAbstract(p[279])による
博士論文「史実と虚構の融合と分離 : マンゾーニの歴史小説I promessi sposiにおける語りの技法」に大幅な加筆・修正を施したもの
参考文献一覧: p[261]-270
内容説明・目次
内容説明
史実と虚構が判別できる!?ゲーテも絶賛したというマンゾーニの『婚約者』。語り手が用いる2種類の「我々」や引用技法の分析から、独特の“語り”の仕掛けに迫る。
目次
- 第1章 『婚約者』の成り立ち—文学の最前線としての近代小説
- 第2章 「発見された手稿」と虚実の判別可能性
- 第3章 「語り手」による一人称の使い分け
- 第4章 「聞き手」への執拗な呼びかけ
- 第5章 「歴史叙述」における引用のレトリック
- 第6章 「創作部分」における現実性の強調
- 第7章 「反文学」的かつ「反歴史」的な歴史小説
- 結び
「BOOKデータベース」 より