日本SF精神史
著者
書誌事項
日本SF精神史
河出書房新社, 2018.3
完全版
- タイトル別名
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戦後SF事件史
- タイトル読み
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ニホン SF セイシンシ
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注記
「日本SF精神史」(2009年刊)と「戦後SF事件史」(2012年刊)の改題,合本再編集の上加筆修正
主要参考文献: p441-446
内容説明・目次
内容説明
幕末・明治から戦後、そして現在まで、“未来”はどのように思い描かれ、“もうひとつの世界”はいかに空想されてきたか—。日本的想像力200年の系譜をたどる画期的通史。日本SF大賞・星雲賞ダブル受賞作の完全版。
目次
- 近代日本SF史—「想像/創造」力再生の試み
- 幕末・維新SF事始—日本SFは二百歳を超えている
- 広がる世界、異界への回路
- 覇権的カタルシスへの願望—国権小説と架空史小説
- 啓蒙と発明のベル・エポック
- 新世紀前後—未来戦記と滅亡テーマ
- 三大冒険雑誌とその時代
- 大正期未来予測とロボットたち
- 「新青年」時代から戦時下冒険小説へ—海野十三の可能性
- 科学小説・空想科学小説からSFへ
- 空想科学からSFへ
- 戦う想像の現場—騒乱と創造と裁判沙汰
- 論争と昂揚の日々
- 発展と拡散の日本SF黄金期
- 八〇年代の輝き—SFとおたくとポストモダン
- 「幻想文学」とその時代
- 変容と克服—本当の二一世紀へ
「BOOKデータベース」 より