書誌事項

絆の音楽性 : つながりの基盤を求めて

スティーヴン・マロック, コルウィン・トレヴァーセン編

音楽之友社, 2018.4

タイトル別名

Communicative musicality : exploring the basis of human companionship

タイトル読み

キズナ ノ オンガクセイ : ツナガリ ノ キバン オ モトメテ

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注記

原著(Oxford University Press, 2009)の全訳

監訳: 根ケ山光一, 今川恭子, 蒲谷槙介, 志村洋子, 羽石英里, 丸山慎

引用文献: pv

参考資料: p591-614

索引: p616-635

内容説明・目次

内容説明

人は生まれながらにして「音楽的」である—マロックとトレヴァーセンが創出した「コミュニカティヴ・ミュージカリティ(絆の音楽性)」をキーコンセプトに、発達心理学や行動科学、文化人類学、言語学、脳科学、認知神経科学、教育学、療法や演奏の実践研究を含む幅広い分野の研究者が、過去数十年にわたる先行研究の意義を跡づけ、最新の科学的知見を読み解き、新たな課題への示唆を与えた記念碑的著作。人が人であること、人と人のつながりの基盤を求めて、日々実践研究に取り組むすべての人へ贈る—原著者による日本語版まえがき、訳者陣による巻末参考資料、詳細な原書項目索引を備えた、待望の日本語訳登場!

目次

  • 音楽性:生きることの生気と意味の交流
  • 第1部 音楽性の起源と精神生物学(根、葉、花、または幹:音楽の起源と適応的機能について;音楽と人間形成—認知記号論の視点から(想像的仮説の探究) ほか)
  • 第2部 乳児期における音楽性(乳児のリズム:音楽的コンパニオンシップの表現;情動と意味を共有する声:スコットランドと日本における幼い乳児とその母親 ほか)
  • 第3部 音楽性と癒し(紛争中・紛争後の地域の子どもたちのための音楽:精神生物学的アプローチ;コミュニカティヴ・ミュージカリティとコラボレイティヴ・ミュージキングのはざまで:コミュニティ音楽療法からの展望 ほか)
  • 第4部 子どもの学びにおける音楽性(話すことと聴くことにおける音楽性:学びの環境としての教室談話の鍵;子どもの音楽性と音楽学習にみる自発性 ほか)
  • 第5部 演奏行為における音楽性(音楽に揺さぶられる身体:儀式上の儀礼と一体化した時間芸術;音楽リズムの時間生物学に向けて ほか)
  • 参考資料

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB25880492
  • ISBN
    • 9784276139091
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    eng
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    xv, 636p
  • 大きさ
    26cm
  • 分類
  • 件名
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