白隠 : 禅のこころを描く
著者
書誌事項
白隠 : 禅のこころを描く
(とんぼの本)
新潮社, 2018.3
- タイトル別名
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Hakuin
禅のこころを描く白隠
- タイトル読み
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ハクイン : ゼン ノ ココロ オ エガク
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注記
白隠思想に触れるための著作案内: p112-113
年譜: p114-115
主要参考文献: p121
内容説明・目次
内容説明
ド迫力のダルマにユーモアたっぷりの布袋、そして抽象画のような書—。江戸に臨済宗を復興させた傑僧・白隠慧鶴(1685〜1768)は、仏のこころを伝えたい、人々を救いたい、その一心で1万点以上の書画を描き遺した、日本美術史上最多作の画家でもありました。社会諷刺、画中画のトリック、駄洒落に方便、「心」のビジュアル化。さまざまな仕掛けを盛り込み「言葉や文字であらわせぬ真理」を示したというその作品群に、美術史家、宗教史家、書家、漫画家、翻訳家など多彩な執筆陣が向き合い、大いに語ります。さらに「禅と白隠の基礎知識」や漫画「白隠ゑかくかく描けり」も附し、その絵と書の向こうに浮かび上がる「禅のこころ」にたっぷりと触れることができる一冊です。
目次
- 巻頭言 生きている白隠と対峙せよ!(文・山下裕二)
- 禅画をよむ スーパー禅僧の仕掛けとたくらみ(解説・芳澤勝弘)(社会諷刺;心の図像化;達磨 ほか)
- 墨跡をよむ 太さの思想、斜線の批評—破調の書が秘めるもの(解説・石川九楊)
- 禅と白隠の基礎知識(監修・文・芳澤勝弘)(禅宗とは?禅画とは?;禅宗法系図;禅の用語解説 ほか)
- 対談 山下裕二のTalk about Hakuin(しりあがりさん、白隠キャラを描いてください。“白隠マンガ”guestしりあがり寿;永青文庫の白隠について教えてください。“愛蔵者は語る”guest細川護煕;ぼく、辻先生の授業で白隠の名を知りました。“美術史の中の白隠”guest辻惟雄)
「BOOKデータベース」 より