ミラン・クンデラにおけるナルシスの悲喜劇

書誌事項

ミラン・クンデラにおけるナルシスの悲喜劇

ローベル柊子著

成文社, 2018.3

タイトル別名

ミラン・クンデラの小説における笑いとメランコリー

Le Rire et la mélancolie dans les romans de Milan Kundera

ミランクンデラにおけるナルシスの悲喜劇

タイトル読み

ミラン・クンデラ ニオケル ナルシス ノ ヒキゲキ

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注記

著者の博士論文『ミラン・クンデラの小説における笑いとメランコリー』(原題: Le Rire et la mélancolie dans les romans de Milan Kundera) (ストラスブール大学大学院, 2013.5提出) を改訂, 補筆したもの

参考文献: p249-257

内容説明・目次

内容説明

社会やそこに生きる人間に「喜劇の優しい微光」を投げかける—そのような作品を数多く手掛ける越境作家ミラン・クンデラ。自ら抒情的態度を超越し詩人から小説家へと「回心」した彼の、人間のナルシシズムに向けた笑いとメランコリーを解き明かしていく。

目次

  • ナルシスという宿命
  • 第1部 ナルシスたちの物語(自己演出の挫折;滑稽なナルシス;苦しみのナルシス;諦観のナルシス;凡庸さとの和解)
  • 第2部 小説家とナルシシズム(語り手と作者の共犯関係;ポストモダン的自意識;自己についてのエクリチュール;越境作家のアイデンティティ;「私」の唯一性を求めて)

「BOOKデータベース」 より

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