書誌事項

臨界点の政治学

有賀誠著

晃洋書房, 2018.2

タイトル読み

リンカイテン ノ セイジガク

大学図書館所蔵 件 / 70

この図書・雑誌をさがす

注記

参考文献: 各章末

内容説明・目次

内容説明

「リベラリズム」、「法」、「正戦」、をめぐる思想の冒険—その体系性が揺らぎだす「臨界点」に立つ。リベラル・デモクラシーは本当に勝利したと言えるのか、法の中立性は政治的汚染を免れることができるのか、正しい戦争は存在しうるのか—政治学の重要概念が揺らぐとき、その本質が露呈する。

目次

  • 第1部 アフター・リベラリズムの問題圏(問い直されるリベラリズム—終焉の終焉に向かって;リベラル・デモクラシーの臨界—中立性の神話を超えて;ラディカルな政治のスタイル—ローティ、ライシュ、アンガー;「アーキテクチャ」の問い直しと民主主義—レッシグとアンガー)
  • 第2部 法と政治の境域(批判的法学研究とは何か?;「法の支配」は可能か?—リベラリズムと批判的法学研究の係争の行方;ロベルト・アンガーの法=政治学—スーパーリベラリズムの可能性と限界)
  • 第3部 正義の戦争と不正義の戦争の狭間(マイケル・ウォルツァーと正戦論という問題;コミュニタリアンの正戦論?—ウォルツァー再考;マイケル・イグナティエフと「より小さな悪」という倫理)
  • 補論 精神分析と政治学—フロイト、ラカン、ジジェク

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB25925477
  • ISBN
    • 9784771029934
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    京都
  • ページ数/冊数
    viii, 235p
  • 大きさ
    21cm
  • 分類
  • 件名
ページトップへ