臨界点の政治学
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書誌事項
臨界点の政治学
晃洋書房, 2018.2
- タイトル読み
-
リンカイテン ノ セイジガク
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注記
参考文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
「リベラリズム」、「法」、「正戦」、をめぐる思想の冒険—その体系性が揺らぎだす「臨界点」に立つ。リベラル・デモクラシーは本当に勝利したと言えるのか、法の中立性は政治的汚染を免れることができるのか、正しい戦争は存在しうるのか—政治学の重要概念が揺らぐとき、その本質が露呈する。
目次
- 第1部 アフター・リベラリズムの問題圏(問い直されるリベラリズム—終焉の終焉に向かって;リベラル・デモクラシーの臨界—中立性の神話を超えて;ラディカルな政治のスタイル—ローティ、ライシュ、アンガー;「アーキテクチャ」の問い直しと民主主義—レッシグとアンガー)
- 第2部 法と政治の境域(批判的法学研究とは何か?;「法の支配」は可能か?—リベラリズムと批判的法学研究の係争の行方;ロベルト・アンガーの法=政治学—スーパーリベラリズムの可能性と限界)
- 第3部 正義の戦争と不正義の戦争の狭間(マイケル・ウォルツァーと正戦論という問題;コミュニタリアンの正戦論?—ウォルツァー再考;マイケル・イグナティエフと「より小さな悪」という倫理)
- 補論 精神分析と政治学—フロイト、ラカン、ジジェク
「BOOKデータベース」 より