近現代日本の都市形成と「デモクラシー」 : 20世紀前期/八王子市から考える

書誌事項

近現代日本の都市形成と「デモクラシー」 : 20世紀前期/八王子市から考える

中村元著

吉田書店, 2018.3

タイトル別名

Democracy and the rise of modern cities in Japan

近現代日本の都市形成と「デモクラシー」 : 二〇世紀前期/八王子市から考える

近現代日本の都市形成とデモクラシー : 20世紀前期八王子市から考える

タイトル読み

キンゲンダイ ニホン ノ トシ ケイセイ ト「デモクラシー」 : 20セイキ ゼンキ/ハチオウジシ カラ カンガエル

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注記

2011年3月に東京都立大学から博士(史学)の学位を授与された学位論文「近代日本の都市と『デモクラシー』 : 東京・八王子市 : 1925-1945」に、その後作成した論文数本を加え再構成したもの(あとがきによる)

その他のタイトルは目次ページによる

参考文献: 各章末

内容説明・目次

内容説明

都市計画から露店商の活動まで—1930・40年代の都市の政治的社会的変化を広く照射する。都市史研究、デモクラシー研究への新たな知見。

目次

  • 序章 日本近現代史研究における都市史研究とデモクラシー研究の交点—問題の所在と本書の視角
  • 第1章 男子普通選挙制導入期の大都市近郊都市—東京府八王子市の状況
  • 第2章 昭和恐慌期における都市計画事業の展開と「無産」政治勢力
  • 第3章 「土木稼業人」の労働史—二〇世紀前期における仲木屋鉱一の軌跡
  • 第4章 一九三〇年代大都市近郊における都市地域社会と「無産」政治勢力—屠場市営化・移転問題の展開を手がかりに
  • 第5章 一九三〇・四〇年代大都市近郊都市論の前提—二〇世紀前期日本の「田園都市」・「地方計画」・「衛星都市」
  • 第6章 一九三〇・四〇年代大都市近郊都市の変容と新体制をめぐる対抗
  • 第7章 翼賛選挙期大都市近郊都市における地域政治構造の変容
  • 第8章 戦前日本における「デモクラシー」の基底—新体制運動期における「革新分子」神谷卓・小島鉄広に即して
  • 終章 近現代日本の都市形成と「デモクラシー」—本書のまとめ

「BOOKデータベース」 より

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