カタストロフと時間 : 記憶/語りと歴史の生成 (エネルゲイア)
著者
書誌事項
カタストロフと時間 : 記憶/語りと歴史の生成 (エネルゲイア)
(環境人間学と地域)
京都大学学術出版会, 2018.3
- タイトル別名
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Catastrophe and time : memory, narrative, and the energeia of history
カタストロフと時間 : 記憶語りと歴史の生成
- タイトル読み
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カタストロフ ト ジカン : キオク カタリ ト レキシ ノ エネルゲイア
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注記
本書に関連する出来事の年表: pix-x
引用・参照資料リスト: p807-834
初出一覧: p835-839
索引: p843-866
英文要旨: p867-888
内容説明・目次
内容説明
語ることによって出来事は過去になり、また現在になる。大災害に直面した人は、その極限状態をどのように記憶し、記録してゆくのか。震災や戦争、原発事故などを例に、博物館や語り、モニュメントや場といった形を介してカタストロフが時間を渡っていくさまを描き出す。
目次
- プロローグ 鯰絵とプレゼンティズム
- 時間・カタストロフ・エネルゲイア—本書の射程
- 第1部 カタストロフという出来事(カタストロフの中で想起される過去のカタストロフ—まちの記憶とアイデンティティ ほか)
- 第2部 カタストロフ・国家・近代(「復興」と無名の死者の捏造 ほか)
- 第3部 カタストロフと記憶(悲劇と語り—死者と想起 ほか)
- 第4部 場に残るカタストロフと「持去」—メモリアル・モニュメント・遺構(感情操作のポリティクス—メモリアルにおける演出と動員 ほか)
- カタストロフから見た地球環境・歴史・未来史
- 歴史のエネルゲイアと「なる=ビカミング」
- エピローグ 「「神戸まで歩く」を歩く」を歩く
「BOOKデータベース」 より