漢語アクセント形成史論

書誌事項

漢語アクセント形成史論

加藤大鶴著

笠間書院, 2018.3

タイトル別名

關於漢語詞聲調形成的歴史研究

Historical outline of the formation of Sino-Japanese pitch accent

漢語アクセント形成史論

タイトル読み

カンゴ アクセント ケイセイシロン

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注記

その他タイトルは中国語訳要旨による

博士号申請論文「漢語アクセントの史的形成についての研究」 (2016年, 早稲田大学) に加筆・修正を加えたもの

参考文献: p393-401

事項・書名・人名索引: p431-435

著者名索引: p436-437

語彙索引: p438-452

内容説明・目次

内容説明

現代日本語の漢語アクセントは、古代に取り込んだ中国語声調の特徴を未だ部分的に保持している。しかしその受容と変化のプロセスは明らかになっていない。本書ではその解明を目指して、鎌倉期の和化漢文訓読資料・和漢混淆文資料の声点を分析し音韻史研究の空白を埋める。

目次

  • 序章 本書の目的と構成
  • 第1章 字音声点を分析する上での基礎的問題(声点の認定とそのデータ化に関わる問題;字音注記とその出典に関わる問題—『医心方』を中心に)
  • 第2章 原音声調の継承と変容(原音声調の継承と変容の一形態—音調のグループ化の多様化;漢語の声点に反映した原音声調の継承と変容)
  • 第3章 漢語アクセントの形成(字音声調から漢語アクセントへ;アクセント体系変化前後に見る漢語アクセントの対応)
  • 終章 原音声調から漢語アクセントが形成されるまで(字音声点の認定と字音学習に関わる問題;原音声調の継承と変容;漢語アクセントの形成;おわりに 課題と展望)

「BOOKデータベース」 より

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