木戸孝允と幕末・維新 : 急進的集権化と「開化」の時代1833-1877

書誌事項

木戸孝允と幕末・維新 : 急進的集権化と「開化」の時代1833-1877

齊藤紅葉著

(プリミエ・コレクション, 90)

京都大学学術出版会, 2018.3

タイトル別名

木戸孝允と幕末維新 : 急進的集権化と開化の時代1833-1877

タイトル読み

キド タカヨシ ト バクマツ・イシン : キュウシンテキ シュウケンカ ト「カイカ」ノ ジダイ 1833-1877

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注記

博士学位論文「木戸孝允と明治維新」(京都大学, 2017年提出) を基に、大幅な加筆修正を行ったもの

内容説明・目次

内容説明

リーダーの信念がそのまま国家の在り方に現れた明治維新、「上」に権を「下」に自由をという木戸孝允の集権的なリーダーシップは、維新期の激動を主導するには大きな力を発揮した。しかしそれは、晩年の国家建設期、木戸の影響力を落とす要因にもなる。生い立ちや交遊といった個人の姿から、藩政の改革者、維新の推進者といった公式の振る舞いまでを一貫して理解して示される新たな木戸像は、激動の21世紀を生きる私たちの指針となろう。

目次

  • 第1章 「開化」の始まり—ペリー来航の衝撃
  • 第2章 長州藩の「勢」と木戸の迷い—攘夷決行から禁門の変へ
  • 第3章 決意の木戸—長州藩政主導と新国家樹立へ
  • 第4章 木戸の求心力と集権化—第二次長州征討から王政復古へ
  • 第5章 維新の主導者へ—明治政府の成立
  • 第6章 不可欠な「大果断」—廃藩の実現
  • 第7章 木戸の焦燥と衰退—岩倉使節団から外征反対、立憲政体へ

「BOOKデータベース」 より

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